Flower Jackets
[収録アルバム]
花を育てたことがあるかい


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夜を行く

詞:小山卓治 曲:小山卓治


火曜の朝の街角 古びたギターが捨ててある
きっとどこかで誰かの青春がひとつ終わったのさ
このままじゃこれ以上先に進めない

君はこだわってるんじゃない 君は縛られてるだけ
臆病風が作りだすギブスのようなたくさんのルール
ここらでもう1度考えてみたらどうだい

何が自分をうち負かしたか知るため
今夜も君は通りをさすらう

君を操る男が手下に向かってこう言う
“イライラさせておけばいい
だけど本気で怒らせるな”
このままじゃこれ以上先に進めない

君のこぶしの中には後悔が握りしめてある
そいつはきっと効くはずさ
だけど当たったためしがないんだ
ここらでもう1度考えてみたらどうだい

何が自分をうち負かしたか知るため
今夜も君は通りをさすらう

止むに止まれぬ気持ちで
浮き足立った体で
取りつかれてる頭で
うなされている心で
歌う笑う怒るそして楽しむ
yes dig it,yes dig it

宝石のように見つめられ 男どもをかしずかせ
憎しみの洗礼を受けて また君は綺麗になるんだ
このままじゃこれ以上先に進めない

愛し損なったために君は愛され損なった
ただで手に入れようなんてちょっと虫がよすぎるぜ
ここらでもう1度考えてみたらどうだい

何が自分をうち負かしたか知るため
今夜も君は通りをさすらう

君が求める夢には孤独がいつもついてくる
1人で眠れないのならこの街じゃ暮らせやしないぜ
このままじゃこれ以上先に進めない

土曜の夜の街角 君は歩き続ける
果てしなく続く行進
途方に暮れる夢の背中
ここらでもう1度考えてみたらどうだい

何が自分をうち負かしたか知るため
今夜も君は通りをさすらう

止むに止まれぬ気持ちで
浮き足立った体で
取りつかれてる頭で
うなされている心で
うぬぼれきった目つきで
浮ついてる腰つきで
震えるような気分で
歌う笑う怒るそして楽しむ
yes dig it,yes dig it

 


(c)1992 Takuji Oyama / NAKAYOSHI GROUP