[ A SHORT STORY FROM THE FIRST OF THE BEGINNING TO THE END OF THE BEGINNING ](始まりの始まりから始まりの終わりの短い物語)というサブタイトルをつけられたこの作品は、写真と言葉をコラボレーションさせた、卓治のキャリアの中でも異色な作品になっている。カメラマンあまつゆかの視点は、これまでに撮られた卓治の写真とはニュアンスが違い、卓治の言葉もそれに呼応するように静かにシンプルに放たれていく。卓治が作るラヴソングの原点がここにある。
