dear #122
2011年、最初の〈dear〉。今年もよろしくね。
ここ数日、窓を開けると真っ青な空だ。ピリリとした空気が気持ちいい。
でも、鳥取の米子に住んでる友人の話では、大寒波で雪かきしたとか。年明け早々、大変だったようだ。
その友人が、年に1度の休暇でバリへ行った。実は「一緒に行かない?」と誘われてた。当初は行くつもりだったんだが、残念ながら実現しなかった。
“バリ”と“小山”って、どうかな?「似合わね〜!」って声が聞こえてきそうだけど、そのうち行ってみたいな。
快晴の空の下、ひさしぶりに弓道場へ行った。高校の時にやってた弓道を、去年からまたやることにして、たまに通ってる。ちゃんと袴をはいてやってるんだよ。袴って、着るのも大変だけど、たたむのがすごく難しい。4本のヒモをきちんと結ばなきゃいけない。
つまり僕は、“自称 袴もたためるロックシンガー”ってわけ。
弓道の話は、さっきの米子の友人が運営してるサイト〈Soul relations〉でコラムを連載してるから、のぞいてみてね。
今年のライヴは、名古屋2 Daysからスタートする。
来週の土曜日、22日は、オフィシャルファンコミュニティーONE主催のライヴ。あまりライヴで取り上げない歌をやるつもりだし、お客さんとの距離が近い、Face To Faceなライヴにしようと思ってる。
翌日の23日は、Aloma Black'sとして最後となる、クアトロでのバンドライヴだ。
最近やってるライヴハウスの中で、クアトロは一番好きな場所だ。常駐のPAオペレーターと照明スタッフがいて、いつもいい仕事をしてくれる。
PAオペレーターは、僕のタカミネの出す音をちゃんと把握してて、歌をドラマチックに仕立ててくれる。
照明スタッフは、事前に必ず音資料を聴いて、アレンジに合わせたジャストのタイミングで色を変化させ、歌の持つ世界を彩ってくれる。
これだけの状況がそろった小屋は、東京でもそうはない。クアトロは、ライヴハウスというより、ホールでのパフォーマンスを表現できる場所だ。
この場所で、Aloma Black'sとSMILEYと、最高のライヴをやるよ。
1/12
love,
卓治
dear #123
2011年は、充実したライヴで幕を開けた。
オフィシャルファンコミュニティーONEの主催でやった、名古屋ZIGAR'Sでのライヴ。店に入って「あれ? どこかで見た感じだな」と思った。ここは以前、E.L.L.だった場所で、だいぶ前にやったことがあった。綺麗に改装されてたから、最初は分からなかった。
この夜のライヴは、普段あまり取り上げない歌をやったり、カバーを歌ったり、ONEのウェブマガジンに掲載したポエトリー・リーディングをやったり、お客さんにコーラスで参加してもらったりと、楽しいライヴになった。
終演後は、お客さんとの2ショット写真の撮影も。
翌日のクアトロは、Aloma Black's + SMILEYでの名古屋ラストライヴ。
楽屋に、ファンの人から胡蝶蘭が届けられた。ありがとう! ちゃんと持って帰って、僕の仕事部屋に飾ってある。
ライヴでは、中盤でベースの音が出なくなるという、あり得ないアクシデントが起きた。それでも、セットリストを組み替えて無事にやり終えた。逆に、アクシデントのおかげで、より盛り上がったライヴになった。
東京に戻り、バイオリニストの磯部舞子さんをゲストに迎えたライヴ。彼女は初めての登場で、僕の歌に今までと違う彩りを加えてくれた。
彼女のバイオリンは、ロック色より、クラシックやアイリッシュのテイストがある。すごく刺激的だった。これから、いろんな街で彼女とライヴをやりたいなと思っている。
磯部舞子、通称ベチコ。楽しみにしててね。
今月は、大阪で2日間のライヴが控えている。ONE主催のライヴと、バンドライヴだ。
ONE主催のライヴでは、プロのカメラマンが同行して、名古屋同様2ショット写真を撮る。もちろん写真のデータは、みんなにプレゼント。
翌日のバンドライヴは、名古屋とはガラリとセットリストを組み替える。大阪で初披露の曲もたくさんある。
そして名古屋同様、両日とも、別バージョンのメモリアルフォトカードをプレゼントするよ。
ぜひ、遊びに来てね。
2/7
love,
卓治
dear #124 オフィシャルサイト〈RED & BLACK〉の〈Store〉から、再発アルバムを6枚まとめてオーダーしてくれた人がいる。住所を見ると、北海道日高郡。どこだろうとGoogleマップで調べてみたら、道南の、札幌と釧路の間。去年の道東ツアーでも通過してしまった辺りだ。
すごく嬉しい気持ちになった。ここにも僕の音楽を必要としてくれてる人がいる。
いつかは、この人にも直接歌を届けるためにツアーを続けなきゃと、改めて思った。
この週末は、京都と大阪でのライヴだ。
京都は、先月の名古屋と同じくオフィシャルファンコミュニティーONEの主催だが、セットリストを変えて、京都で歌ったことのない歌もたくさん取り上げるつもりでいる。
翌日は、京都とまったくかぶらないセットリストで、Aloma Black's + SMILEYの大阪でのラストライヴ。〈Circle Game Tour〉3年間の、集大成のライヴをやるつもりだ。
この後しばらくは、バンドでのライヴは考えていない。ぜひ見届けてね。
まだ凍える日もあるけど、道を歩いてると、少しずつ春の兆しを感じるようになってきた。
春からは、新しいツアーがスタートする。すでに何本かのライヴが決定した。近々お知らせするからね。日本全国、まだ行ったことのない県もある。今年はそんな街を目指そうと思ってる。
昨日のリハーサルの後、スタジオのロビーで、Aloma Black'sのメンバーが新しいポスターを前に嬉しそうにしてた。彼らのバンド、FRUITS EXPLOSIONのデビューを告知するポスターだ。
彼らもまた、新しい道を歩み始めようとしてる。
2/23
love,
卓治
dear #125
5/1は、3年間ライヴを共にしてきたAloma Black's + SMILEYとのラストライヴだった。
たくさんの人が会場に来てくれて、3時間半のライヴは、感動で幕を閉じた。
若い3人に、心から「ありがとう」と言いたい。
そして、5/6の小樽から、新しいツアー〈New Days〉をスタートさせた。
新しい未来、新しい希望、新しい絆をつないでいくツアーにしようと思ってる。
たくさんの街へ行くつもりだ。まだ1度も歌ったことがない街へも行こうと思ってる。会えるのを楽しみにしてるよ。
今年に入って一緒にライヴをやり始めた、バイオリンの磯部舞子(通称ベチコ)は、26歳。彼女もまた若い感覚で僕の音楽に彩りを添えてくれる。この新しいサウンドを、これからたくさんの人に聴いてもらいたい。
来月、石川県の加賀でライヴをやることになってる。石川県は金沢に去年行ったけど、加賀は初めてだ。オフィシャルファンコミュニティ〈ONE〉のメンバーの男性が、企画を立て、会場を設定し、ポスターやチラシまで作ってくれた。本当に嬉しい。
最近ファンの人たちが、こうやって手を挙げて、ライヴが実現することが多い。来月行く福井の武生もそうだし、先月初めて行った秋田もそうだった。それに、三重の桑名、埼玉の入間、など。
ライヴの後は、彼ら、彼女ら、そして来てくれたファンの人たちとテーブルを囲んで、おいしいお酒を飲む。
会場が大きくても、小さくても、そこにお客さんが集まってくれる限り、僕は全力で歌う。PAがないなら、生の声で歌う。
新しい出会いが、新しい絆を生み、それが新しい歌になっていく。
これが僕の〈New Days〉だ。
5/19
love,
卓治
小山卓治 News!!! 配信中! |
「小山卓治 News!!!」は、小山卓治の最新情報満載のメールニュースです。卓治のエッセイ(〈dear〉というタイトルで随時配信されます)や、いち早くライヴチケットの予約開始日をお伝えするなど、「小山卓治 News!!!」でしか見ることができない情報を配信しています
もちろん登録は無料! パソコンでも携帯電話でも、お申し込みができます
受信文字制限のある携帯電話では、情報を全て受信できない場合がございます。あらかじめご了承下さい
登録は以下のアドレスへ「小山卓治 News配信希望」とお書きの上、送信してください
takuji@ribb-on.com
|
CLOSE
(c)2011 Takuji Oyama
|